ボルサリーノとアランドロン

僕の年代か、またちょっと上の諸兄、淑女なら
アラン・ドロンを知らない人はいないと思う。
フランス映画の正統派美男子の俳優さんである。

僕の母は、アラン・ドロンと握手したことがあるという。
昔、母が勤めていた会社関係のパーティーでアラン・ドロンを
囲む会みたいのがあって、そういう経緯だけれど(笑)。

笑っちゃいましたが、うらやましい、すごいですね。
僕の彼女の年齢の時には(今か?(また笑))、そんな
楽しいハプニングはないのであって。
まあ、しばらく無いだろう(笑)。というか生涯ないかもしれない(爆)。

彼のそのときの手は、労働者のようにゴツくて硬かったという。
あら!とびっくりしたら、
『私は野菜や花を育てるのが好きで毎日庭仕事をしてますから^^』
と、いうものであったという。

アラン・ドロンを知らなくても調べたらすぐわかる現代。
多くは語るまい。
まずは、『太陽がいっぱい』という映画。
メガヒットの殿堂入り作品である。
僕はちゃんとコンプリートしていない。
死ぬまでにはちゃんと観るつもりだ。

なにを大げさな、と失笑される方もおられるだろうが
年齢のせいかな?日々に疲れているからかな?
最近はちゃんと映画を最後まで観れない。

アラン・ドロン!いいな!!
って思ったのは、たまたま中学の頃、テレビの映画ロードショーで観た
『ボルサリーノ』という映画でした。

まあ、ギャング映画です。

彼はこれからメキメキというタイミングの時に
敵に潰されそうになり、アル中にまで追い込まれていきます。
よくある話ですね。
まあ、それから彼が王座に復帰する細かい話はもう置いといて
彼が復活する場面で、葉巻に火をつけ、上目遣いに挑戦的に睨むところ
またその美しさ、ボルサリーノ(イタリアの老舗の素敵な帽子、
ツバが広く、前部の庇をちょっと下げてかぶる被り方、
いうてみれば沢田研二がちょっと斜めに被ったあのかんじの
キザな帽子)をキメた彼のかっこよさにドキッとして、
復活できてよかったね!と思わず僕は泣いたのです。

なつかしい思い出です。
ロックンロールやリーゼントの楽しさを知る前に
一番はじめに痺れたのがギャングファッションでした。

そういう帽子、昭和の初期のお父さんはよく被っていましたね。
ソフト帽というもの。(シルクハットではないよ、という意味だと思う)

数年前に、あの麻生元首相がボルサリーノを被っていましたね。
時期的にはそのとき被って正解だったと思います(笑)。
もっとキレちゃえばよかったんだ(笑)。
だけど、なんか足りないかんじがしたなあ。(笑)

巷ではその麻生効果にかぶれたおっちゃんがたまに
ソフトを被っていますが、それとアランドロンのボルサリーノを
比べてくださればなにが違うのかおわかりいただけると思います。

ついでに思うことですが
日本男児には紋付羽織が本当は似合います。
しかしながら、今はまだスーツでしょう。
(僕などはもちろん黒紋付羽織袴を本当の正しい場で着るには
もちろん身分が低いです。)

またそのうえしかしながら、通勤時、多くのスーツ人を観て
辟易とします。
そんな着方ならしないほうがマシです。

自分のことは棚に置いて言っているのですから
もうこれ以上は言わないほうが賢明ですが
日本はまだまだまだまだ、ドブネズミ族(昔の文献を調べてください)が
多すぎます。

これが、僕が、偽物のホワイトカラーの品格を
蔑視している基準の一つでもあります。

歳がいったんでしょうね。若い頃おかしいな?
と思っていたいろんなことがちょっとづつ理路整然となってくるのを
少しうれしく思います。

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ボルサリーノとアランドロン への2件のフィードバック

  1. ゆりりん のコメント:

    こんにちは
    お母様凄すぎます。
    アラン・ドロンステキですよね。
    中学生か?高校生時かな?草刈正雄さんがすきでしたよ。
    ロックンロール時代の服が好きですよ。
    カッコイイですよね。

    • chikara のコメント:

      ゆりりんさん^^こんにちは!
      いつもありがとうございます。
      草刈正雄さん、正統派ハンサムですね!
      若い頃はもちろん、時代劇に出られたりする
      いまのかんじはもっともっといいですね!
      憧れますな^^なんせ上品!エレガント。
      同感。

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